お仕事内容
文化財を
未来につなぐ
当文化財調査室が請け負う役目には、大きく分けて二つあります。
一つは、埋蔵文化財業務で、発掘調査・遺跡測量・遺物整理・報告書作成までを、一貫して行うことで、埋蔵文化財発掘調査の円滑な業務遂行に貢献します。
もう一つは、文化財整備活用業務です。文化財三次元測量・民俗資料整理・デジタルアーカイブ作成・全天球データ作成など通じて、最新技術を活用しながら文化財資源の整備と活用を迅速かつ丁寧に進め、地域文化の継承と発信に貢献してまいります。
文化財デジタル
記録・活用
─ 文化財三次元測量 ─
地域の宝である文化財は、永くその姿が保たれるものではありません。経年劣化に加え、自然災害や不慮の事故などによって、破損・滅失・紛失の危険にさらされることもあります。そうした貴重な文化財の現在の姿を、デジタル上に正確に保存する手法の一つが三次元計測です。形状や寸法、細部の状態まで記録できるため、保存管理や調査研究、展示活用にも役立ちます。
私たちは、フォトグラメトリ技術を活用した三次元計測や、VL-800などの高性能機材による三次元点群データの取得・活用に対応しています。取得したデータは、ホームページでの公開や展示活用など、さまざまな様々な用途に活用いただけます。
─ 民俗資料整理 ─
民俗資料は、地域の生業や文化、人々の暮らしの知恵を今に伝える貴重な資料です。しかし、生活様式の変化や後継者不足などにより、近年失われつつあります。
私たちは、民俗資料に精通した職員を配置し、資料一点ごとの名称・用途・状態を確認しながら、丁寧に調査・記録作業を行っております。写真撮影や台帳作成、分類整理などにも対応し、保存や展示活用につながる基礎資料として整備いたします。
民俗資料の整理や保存・活用についてお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
─ デジタルアーカイブ作成 ─
文化財行政を取り巻く環境は、DXの推進により大きく変化しております。文化財の保存と活用においても情報をデジタルで管理・公開する仕組みが求められています。
私たちは、写真や台帳・調査記録のデータベース化に加え、映像記録・測量成果・三次元データなどを総合的に取り扱うことで、より価値の高いデジタルアーカイブの構築に取り組んでおります。
─ 全天球データ作成 ─
全天球データは、上下左右360度の全周囲を一度に撮影できる専用カメラで作成する画像データです。空間全体を記録できるため、その場にいるかのような臨場感を伝えることができます。
文化財関連施設や史跡・建造物内部などをインターネット上で公開でき、遠方の方にも魅力を分かりやすく伝えることができます。
Webサイト上でのバーチャル見学やルームツアー、施設案内など、新たな公開・活用手法として活用いただけます。